マンション管理士は、平成13年8月に施行された「マンションの管理の適正化の推進に関する法律（マンション管理適正化法）」に基づく国家資格です。

マンション管理士試験に合格し、マンション管理センター（指定登録機関）に登録した者は、マンション管理士の名称を用いて、マンションの管理に関し、管理組合や区分所有者等からの相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことができます。

マンション管理士は、管理組合の運営、管理規約の改正、大規模修繕工事などマンションの管理に関する様々な問題に対して、専門的知識や経験を通じて解決を支援するための総合コンサルタントです。

（財団法人マンション管理センター「マンション管理士ガイド」より）

■マンション管理士の業務には主に次のような業務があります。

1. 管理組合・理事会運営の円滑化のサポート
2. 管理規約の見直し・策定
3. 管理委託契約の見直し・策定
4. 長期修繕計画の見直し・策定
5. 大規模修繕工事の合意形成のサポート
6. 管理費・修繕積立金の精査・見直し
7. 居住者間のトラブル解決のサポート

マンションの管理や運営は、あくまで区分所有者が中心となって行うべきですが、専門的知識の不足や区分所有者間の意思決定の難しさなどから多くの問題が発生しています。
管理組合の役員さんは、マンション管理の専門家ではなく、仕事を持ちながら1〜2年交替で務めるのが一般的です。役員さんの負担を削減する為にも、公平性と透明性を持ってサポートするマンション管理士を活用することは、極めて合理的な運営方法であると考えます。
板橋区マンション管理士会は、板橋区と協力して情報提供や相談業務を行い、皆様の豊かなマンションライフ実現のお手伝いをしたいと考えています。

マンション生活の中で一番多いトラブルは、居住者間のマナーに関するものです。最近は、高齢化や賃貸化が進んだ影響もあり、管理組合や理事会の運営に関する相談も増えています。複雑化・多様化するトラブルに的確なアドバイスをいたします。

●ペット不可のマンションなのに隠れ飼育者が…
●ピアノや子供の足音などの騒音で体調不良になった。
●同じ人が理事長を１０年以上も続けていいの？
●１階が店舗のマンションで騒音・ゴミ・違法駐車問題。
●無気力・無関心・非協力の管理組合を活性化したい。

管理規約が古いままで現状に合っていないマンションが多くあります。また、標準管理委託契約は平成22年に大きく改訂されています。これらの条文・契約書の見直しや作成は、専門的知識を持った第三者であるマンション管理士にお任せ下さい。

●規約で禁止されている居室での営業行為って何？
●管理会社と委託契約を結ぶ際の注意事項を知りたい。
●規約を作ってもらいたい。費用などを教えて下さい。
●管理会社に滞納管理費の取り立てを頼みたいが…
●自主管理から委託管理へ。全面委託から一部委託へ。

大規模修繕工事は管理組合にとって最も大きな仕事といえます。業者任せにはしたくないが、理事会で議論してもわからないことだらけ。そんな時はマンション管理士にご相談下さい。大規模修繕工事『成功の秘訣』をお教えいたします。

●そろそろ大規模修繕。何から始めたらいいの？
●修繕積立金の適正な金額を教えて欲しい。
●長期修繕計画の見積額にばらつきがあるのはなぜ？
●耐震診断結果が不適格だった時の対処法を教えて。
●大規模修繕コンサルタントを選ぶ際の注意点は…

――板橋区のマンション問題は「地域密着型の専門家集団」

板橋区マンション管理士会にご相談ください。――